MD-04

【導入のいきさつ】 2003/06/23

 PC/AT互換機としてはMD-01(VM516) , FT-01, MD-03に続く4代目メインマシンである。
 メインマシンを名乗りながら、導入のきっかけが当時のAVマシンであるDT-01Aの電源ファン故障なのが……である(^^;)。 ただ、当時のMD-03ケースが若干換気に難があり、また、シャドーベイ不足のため、常々ケースのリプレースをしたいとは思っていたのである。 そんな時、Windy(SOLDAM)MT-PRO1300 RENAISSACEというアルミケースがかなり手ごろな値段で発売された。 サイズ的にもなんとか設置可能だったため、ケースのリプレースを決断。 こうして誕生したのがMD-04である。
 MD-03から引き継いだため、いまだにALL SCSI構成という所が特徴(でもあり、弱点)である。 おかげで、HDD増設に非常に難儀しているのが現状である。
 AVマシン(DT-01AMD-03A)がスペック的にこのマシンを追い越しているため、出来ればDual CPUなどにアップグレードしたいと考えている今日この頃である。


2003(H15)/06/26

 早くも、新規MBほかを購入したため、アップグレードを行った

パーツ 交換前 交換後 入手先
電源 EG465P-VE(450W)[ENERMAX] HEC-525VD-T[HEC, Justy] 新規購入
マザーボード GA-7VTXE(SocketA, VIA KT266A chipset)[GIGABYTE] S2466N-4M(TigerMPX)[tyan] 新規購入
CPU AthlonXP1700+(Palomino, SocketA, 実クロック1.47GHz)[AMD] Athlon MP2800+(Barton core(L2:512KB))[AMD]*2 新規購入
メモリー 512MB DDR-SDRAM 512MB(両面)*1(PC2100, CL2) Registterd DDR 512M PC2100*2 新規購入
ビデオカード V7100 PRO(nVIDIA GeForce2MX400, Memory 32MB, Video Out付き)[ASUS] GLADIAC FX534(GeForce FX5200)[ELSA] 新規購入
SCSIカード DC-390U2W(Ultra2Wide(LDV), SYMBIOS chip, HDD接続用)[Tekram] U320SCSIDUAL-PCIX(dual channel U320 SCSI , domex DMX-3320) 新規購入
LHA-600U(UltraSCSI, NINJA chip, HDD以外接続用)[Logitec] DC-390U[Tekram] 余剰品
HDD DNES-318350W(U2W, 18GB)[IBM] IC35L036UWD210-0[36GB, Hitachi(IBM), U160SCSI, 10000rpm] 新規購入
DNES-309170W(U2W, 9GB)[IBM]
DPTA-351500(UltraATA66, 15GB)[IBM] IC35L120AVV207-0[120GB, Hitachi(旧IBM), ATA100, 流体軸受, Buf2MB] 新規購入
NIC UE-1211B-TX(10/100Base-T)(Realtek chip)[Lectron] (オンボード)
USB, IEEE1394
フロントパネル
(ケース純正) USB2.0, IEEE1394フロントパネル付き5インチベイマウンタ[no bland] 新規購入

 冒頭にも書いてあるが、実はアップグレードの一環として、一度DUAL CPUマシンを組みたいと考えていたのである。 しかし、このアップグレードを実施した時点ではAMDがOptelonを出しており、AthlonMP用マザーボードが(少なくとも名古屋・大須においては)ほぼ入手不可能な状態であった。 ところが、Optelonに走りたいのは山々だが、さすがに高すぎる(;_;)ため、まだ手が出せない。 かといってXeonに宗旨替えしても同様である\火暴/。 かといって今さらSocket370dualニするのもどうかな〜というのもあり、取り敢えずBartonコアのシングルマザーで間をつなぎ、Optelonが安くなるかどうか様子を見ようかとも思っていたのである。
 そう思っていた所、Athlon dualボードがひょっこり出て来たのである \(^o^)/。 この機会を逃すと二度とAthlon dualマシンが組めない可能性が高いため、直ちにこのマザーを購入。 その他パーツも購入し、一気にアップグレードする事にした。

 マザーは初めてTYANを購入した。 TYAN自体は評判が良いため、特に問題はないと思われる
 CPUは思い切ってBartonコアの上記製品を購入。 AMD, TYANのWebでは対応しているという事なので安心して使用出来る。
 電源は、今までのマザーで時々電源が切れない現象が発生していたため、その対策を兼ねてリプレースする事とした(実際は下記の通り原因はマザーだった)。
 GAは最近更新していない事、元々Video出力に不具合がある事(ビデオ出力を接続したままブートするとVGA出力が出てこなくなる)などの理由から、リプレースする事とした。
 HDD用SCSIカードは、マザーにPCI-Xスロットがある事から、パフォーマンスアップを目指しリプレース。 HDD以外用SCSIカードについては原用品がブートに異常に時間がかかる事、今回のマザーのチップセットがAMDで相性問題が発生しないと考えられる事から余剰品と交換した。  SCSI-HDDは一時期ほど高くないこともあって、手持ち品を含め、U160SCSIに統一した。 IDE-HDDは大容量一時ファイル用である。 具体的にはAVマシン(現時点ではMD-03A)で記録したMPEG2ファイルの再編集をこちらのマシンで行う事を考えており、そのためのものである。 取り敢えずは以前から使用していたIDE-SCSI変換アダプタ(ATA33-UW)を使用しているが、いずれU2W以上の物にリプレースしたいと考えている。

 捻出されたパーツは、いつもの様に、他マシンへ順次転用する予定である。
 なお、捻出されたマザーボードは、電解コンデンサに液漏れが発見された(Gigabyte、お前もか(──┬──__──┬──))。 恐らく、電源が切れなかった原因はこちらであると考えられる。 そのため、他マシンへの転用は不可能である。

 ちなみにベンチマークの結果は次の通りである(D:36G U160, F:18G U160, G:IDE120G)。
 WCPUIDのレポート  HDBench Ver2  HDBench Ver3  午後べんち
 ベンチマークを見て頂くとお判りになると思うが、18G U160とIDE120Gの成績がほぼ同じである。 18Gが世代的に若干古いという事もあるが、逆にIDEの変換アダプタがもっと性能が良ければ、かなりスコアーがアップすると思われる。


2003(H15)/06/01

新規組立

パーツ 品名 入手先 特記事項
ケース MT-PRO1300 RENAISSACE(Silver)[SOLDAM] 新規購入 付属電源はMD-03Aへ供出
電源 EG465P-VE(450W)[ENERMAX] MD-03より移動
マザーボード GA-7VTXE(SocketA, VIA KT266A chipset)[GIGABYTE]
CPU AthlonXP1700+(Palomino, SocketA, 実クロック1.47GHz)[AMD]
メモリー 512MB DDR-SDRAM 512MB(両面)*1(PC2100, CL2)
ビデオカード V7100 PRO(nVIDIA GeForce2MX400, Memory 32MB, Video Out付き)[ASUS]
SCSIカード DC-390U2W(Ultra2Wide(LDV), SYMBIOS chip, HDD接続用)[Tekram]
LHA-600U(UltraSCSI, NINJA chip, HDD以外接続用)[Logitec]
IDE-SCSI変換アダプタ AEC-7720UW(ATA33/66→UltraWide, DPTA-351500接続用)[SEABIRD]
USB, IEEE1394カード DUO Connect(AUA-3121)(USB2.0, IEEE1394コンボカード)[Adaptec] 余剰品(実家より入手)
HDD DNES-318350W(U2W, 18GB)[IBM] MD-03より移動
DNES-309170W(U2W, 9GB)[IBM]
DPSS-318350(U160, 18GB)[IBM]
DPTA-351500(UltraATA66, 15GB, IDE-SCSI変換アダプタ経由接続)[IBM]
DVD-ROM DVD-305R(Ultra-SCSI, DVD10, CD40, Slot-in)[Pioneer]
CD-R/RW PX-W4012TS/NE(Ultra-SCSI, W40, RW12, R40)[Plextor] 新規購入
CD-ROM DR-966(Ultra-SCSI, R40)[Pioneer] MD-03より移動
MJ-5.16S(5CD-Changer, SCSI2, R16)[Nakamichi]
USB Memory Card Reader/Writer MSGC-US10(Magic Gate Memory Stick)[SONY]
FDD TC-FD35M-3B2(1.2MB対応3mode)[TOMCAT]
NIC UE-1211B-TX(10/100Base-T)(Realtek chip)[Lectron]
Sound Xwave5000Pro(Yamaha YMF-724 chip)[Labway]
SE-U33(USB)[ONKYO]
MD-Port(USB)[Canopus]
Speaker SP-3d(サブウーファー付き, external type)[Nakamichi]
USB HUB 3.5inch bayinternal type(4ports)[no-brand]

 一応、この時点では暫定的にMD-03から移動した状態。
 新たに導入したのはCD-RW, USB2.0+IEEE1394コンボカードのみ。 いずれも以前入手していたものの、導入するタイミングを失っていたのである。

 特記事項に書いてある通り、ケース付属の電源はMD-03Aに供出している。 これは付属電源が350Wだったため、現行品の方が容量が大きいと思われるためである。 ただ、最近動作が不安定なため、近々交換が必要になるかもしれない(;_;)。

 なお、今回増設カードによりUSB2.0, IEEE1394を新たに増設している。 これは、HDD以外のSCSI機器が激減しており、この代替インターフェースとしてどの程度使えるのかを確認するためである。

 なお、表には記述していないが、ケースファンを80mm高速タイプ・90mm中速タイプに交換済である。